10/02 イタリア買い付け旅行記 -シチリ③-


今日はシチリア縦断の大旅行が待ってる。朝、NOTO(ノート)の街で長年お世話になっているバール「CAFFE' SICILIA(カフェシチリア)」のオーナー、コラード・アッセンツァ氏に会いに行く。そのあと、抜群の安定感を誇るオリーブオイルPRIMO D.O.P.の生産者ラグーサ県のFRANTOI CUTRERA(フラントイ・クトレラ)へ。ここも20年来の取引先。今頃は、ぼうだいなオリーブオイルの搾油のため週末の休みも返上で働いていることだろう。そして300km離れた塩田の街トラーパニへ。素晴らしいワインの作り手BAGLIO DONNAFRANCA(バリオ・ドンナフランカ)に宿を取っているのだ。明るいうちに着けばいいのだが。暗くなると、明かりがない丘の上にあるのでよく迷うんだよね。果たして結果はいかに?

さてまずはCAFFE' SICILIAだ。この店はイタリアの料理専門誌「ガンベロ・ロッソ」で毎年星を重ねている名店だ。数年前は投票によってイタリアでもっとも優れたバールに選ばれているし、いつ出かけてもお客様でごった返している超繁盛店である。

人気の秘密は観光スポットでもある世界遺産の街NOTO(ノート)のど真ん中で昔から営業を続けていることと、オーナーのパティシエ、コラード・アッセンツァ氏が織り成す独特かつ繊細なドルチェの数々に人々が感動すら覚えるからだ。ジェラート、生菓子、保存菓子「トローネ(ピスタチオぎっしりのヌガー)」。どれを取っても一切ハズレはなく、今ではイタリア中の若きパティシエ羨望の対象である。

去年もここを訪ねたがあいにく氏は不在で、今年こそは・・・と勇んで出かけたのだが、あまりのお客様の多さにめまいを覚え、これはあまり長居しては営業に差し支えるなと思った。数年間の情報交換とハグを3分間に凝縮させ、店をあとにしたのだった。小雨交じりの曇天の中、そこから50kmは離れているオリーブオイルの産地目指してハンドルを握り、キーを捻ったのでした・・・。

#旅 #旅行 #シチリア

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© 2020 Ryoji Shimizu