清水良二流「丁寧に暮らす」
忙しいビジネスマンは時間に追われていてなかなか表題のようなことは実行できないかと
思われますが、そこを無理してでも行うことでとてもすっきり満足出来る生活を送れるようになります。
かつて自分は、時間に追われて何かと神経をすり減らすような仕事ぶりでした。「イタリア展」という百貨店のイベントに販売担当として出店していた時、予算を達成すべく、血眼になって仕事をしていました。
そうしたところ、「売ろう」という気持ちが先走って、後でお客様から聞いたのですが、とても「怖い」顔をしていたのだそうです。ゆとりのなさがそのまま顔に出ていました。
そんな怖い販売員から、誰が好き好んで品物を買うでしょうか?自分なら買いません。でも、指摘されるまで自分では理解できない。丁寧な仕事というのは、そうしたゆとりから生まれるものです。
これは仕事だけではなく、普段の生活においてとても大切なことだと考えます。朝起きて、ゆったりと歯を磨き、食事を作り、毎日決まった行動パターンを行いますよね。その一つ一つの作業を、なるべくゆっくりと確認しながら進めると心がなんだか満たされ感謝の気持ちが湧いてきます。
このような小さな心がけの積み重ねが、後日大きなご褒美としてやってきます。理解しにくいことと思いますが、そうした丁寧は所作を心がけることを、心からお薦めします。
次回をお楽しみに。

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