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© 2019 Ryoji Shimizu

​Italy Travel Diary

​今回は爽やかな気候のいつもと異なり、全期間を通じてとても寒い日が続きすっかり風邪をひいてしまいました。それでも前半はシチリアでよいワイナリーを見つけて輸入契約を。そしてその流れで南シチリアの名店カフェシチリアに親友に会いに行きます。イタリアのお菓子関係者が知らない人はいないというほどの有名パティシエ・コラードは、創業当時からのおつきあい。いわばシチリアの大親友なのです。彼の作るお菓子の中で最も有名なカンノーリは、創業してしばらくした頃に新宿伊勢丹イタリア展で実演販売を行ったのでした。優しいリコッタクリームの味わいは一度食べたら忘れられません。そしてカフェシチリアは、イタリアでもナンバーワンカフェの賞をガンベロロッソからいただいたほどの名店なのです。それもこれも、彼の作るお菓子やケーキ、ジェラート、グラニータなどの質の高さが評価されたもの。天才パティシエです。旅の最後を締めくくったのは、夜の広場が美しいシラクーザのオルティージャ島の滞在でした。何度でも着たくなる魅力に溢れた島、それがシチリア島なのです。

​前々回の旅で見つけた透明な食器の輸入契約を果たすべく、我々はトスカーナの山奥に旅に出ました。現地では製造工程を目で確認。しっかり動画も撮影してまいりました。そしてこの食器はその後大阪の阪急百貨店イタリア展で爆発的に売れるという経験を得ます。その後も三越伊勢丹や大丸松坂屋での販売も決まり、少しずつ日本にも浸透しているところ。そのうちに、百貨店の食器コーナーに並ぶ日がくるといいですね!企業の引き出物にも使えるし、ホームパーティでも目を引くこと請け合いです。また、今回もワインを追加で決定。今まで縁のなかったヴェネト州のプロセッコやアマローネを決めてきました。特に安価なプロセッコはとても評判がよく、パーティで大量購入されるお客様も目立っています。

​今回は完全にワインツアーになりました。ワイン専門家も連れて、ベリッシモのワインラインナップを充実させるべく最初に向かった先はピエモンテ。言わずと知れたイタリアワインの王バローロ・バルバレスコを産出している霧の山の中です。ここではバローロ・バルバレスコを始めとして世界中で知られているワインの幾つかを全て回り試飲を繰り返しました。案内してくれたのは、現地でワイン輸出業を営んでいる商社を経営するマルコ。彼の目利きで、我々が美味しいと思うワインばかりが提供されたのには驚きました。そこからトスカーナに移り、前回も訪ねたブルネッロの産地へ。再会を果たしました。こうして、着実にワインのラインナップも固まり、今では食材とともにとても好評をいただいております。最後は、ボローニャで最近とても有名になってきた日本人女性による手作りのワイヤーアートを誕生日プレゼントにいただいてきました。イタリアの国をかたどった中に、ベリッシモが輸入しているアイテムをワイヤー(針金)で細かく形作ってあり、とても手が込んだ芸術です。ありがとうございます。お店に飾ってありますよ!

​今回からワインの輸入をスタートさせます。第一弾は、日本で見つけた秀逸なブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。ワイナリーには日本人女性が嫁いでいて、話がとてもスムーズでした。山奥にワイナリーを訪ね、マンマの手打ちパスタ「カーチョ・エ・ペーペ」に舌鼓。トスカーナ産の塩辛くないペコリーノチーズがとてもよく合います。さらに、彼らの友人でフレッシュな白ワインを作る家に同行してもらいました。ここも輸入決定。だったのはよかったのですが、後日、他のインポーターと契約してしまい、今ではもう飲むことはできません。その後、ベリッシモのオイルの中でもよく売れているレモンオイル・コンディショナーの輸入独占契約のためカラブリアへ飛びます。広大な農園でオイルが作られている現場を取材。モッツァレッラ・ディ・ブッファラをいただき田舎の新鮮な空気をたっぷり吸ってリフレッシュしてまいりました。

第15回イタリア買い付け旅行記(2012年初夏)

​今回もパリから入り、初となる蚤の市でカトラリーをゲット。30年前のものという純銀製はお手入れが大変そうだけれど、ここぞというときに活躍しそう。普段用には、憧れのラギヨールを安価に大量購入しました。サンジェルマン・デュ・プレ界隈には美味しいレストランがたくさんあるけれど、初めて入った日本食レストラン「円」は手打ちそばを堪能。さらに隣にある安価なステーキ店ではわんこそば状態で出されるステーキに舌鼓。ソースが美味しいチェーン店です。イタリアに入りトスカーナとボローニャを回りましたが、トスカーナの山奥でとてもカラフルな食器を作るメーカーを訪問。友人が輸入している食器なのですが、その傍らに展示されていた透明な食器に目は釘付けに。やがてその製品が我々のビジネスを大きく飛躍させることとなるなど、このときには想像だにしていなかったのです。最後の夜は、ボローニャの名店「パパガッロ」で。ハリウッドスターの多くがここを訪れ、壁には来店された写真がたくさん飾ってありました。

第14回イタリア買い付け旅行記(2012年春)

​今回のハイライトは、チョコレートメーカーMAJANIの会長である現社長の母親とお会いできたこと。一族の血を引き会社の柱となっている気丈な女性は、お会いしてみると随分気に入られてしまった。彼女曰く「あなたには何か、惹かれるものがある。」そうなのだ。すっかりVIP待遇になった感がある。嬉しいことだ。次に訪れたフィレンツェでは、旧知の仲であるメルカートの店主ステファノが新しいパートナーと郊外で暮らし始めたとのことで、新居を建設中とのこ。ぞっこんの彼女にメロメロの彼を見てとても微笑ましくなった。そして旅の締めくくりはまたいつものパリ。サンジェルマン・デュ・プレやモンマルトルといったいつも訪ねる場所でいつものようにシンプルなバターシュガーのクレープや甲殻類に舌鼓を打つ。それにしてもフランス人は甲殻類がお好きだ。街角には必ずと言っていいくらい生牡蠣をどっさり展示しながら販売しているのだ。エビ好きな自分にとっても天国の街です。

第13回イタリア買い付け旅行記(2011年初夏)

​今回の旅はパリからスタートし、ユーロスターに乗って一気に南下、ニースに滞在してからイタリア入りするという新しいメニューでした。リゾートを満喫してからリグーリアの取引先を訪ねたのですが、フランスとイタリアでこれほど海岸線のオシャレ度が違うのかとびっくりしました。鉄道の長旅の終点はミラノ。予約していたスカラ座の本格的オペラを見物しようという贅沢な企画。日本で見るよりもはるかに安くて良い席が取れたのです。果たして、その豪華な雰囲気はおそらく一生忘れられない体験になりました。セレブが集まる会場に酔いしれ、終演後も感動の余韻を楽しむためにレストランが私たちを待っていました。レストラン「ナブッコ」はオペラの題名を冠したお店。美味しかったので、翌日も改めていただきにきたほどでした。

第12回イタリア買い付け旅行記(2010年夏)

​今回は、これまたベリッシモの名物を一つ見つける旅になりました。それは、マルケ州の山奥で丁寧に作られる手作りの乾燥パスタ。昔、ガンベロ・ロッソ誌で見かけて以来、ずっと気になっていたマンチーニと言うメーカーとやっとアポイントが取れたのは友人でもあるルドヴィコのお陰でした。ローマから車で延々と旅をして訪ねたマンチーニ社で初対面を果たしたパスタは衝撃的でした。なんと、オリーブオイルとパルミジャーノチーズだけで食べてみろと言われたのです。恐る恐る食したそれが驚くほどの美味しさ。その後は例によってまたシチリアを旅し、トラーパニ名物の「塩の花」を取材。これも取引となりました。そして車で向かったメッシーナでブラッドオレンジジュースの発注。充実した旅の最後を締めくくったのは、フィレンツェ近郊で滞在したプールつきのアグリツーリズモ。初のプール体験はとても清々しくてリフレッシュできたのを覚えています。

第11回イタリア買い付け旅行記(2010年初夏)

​11回目となった今回のイタリア旅行から、新たなルートが加わりました。花の都・パリです。なぜパリなのか?理由は、チョコレートにありました。年々、加熱してきたバレンタインフェアの展示商品を、もっともっとお客様に受け入れられるためにどうしたら良いのか?その答えが、パリの華やかな雰囲気を味わうことによって製品に反映させていきたいと思ったのです。パッケージデザインの勉強です。作るのは僕ではありませんが、同行したスタッフは初めてのパリということもあり興奮気味でした。そのあとはお決まりとなったフィレンツェとシチリア歴訪の旅。現地に住むイタリア人の親友たちと杯を交わすのでした。そして、この回からNIKONのデジタル一眼カメラが活躍することになります。生まれて初めてレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を荘厳な雰囲気の中で拝むこともでき、今までとまた違った旅になりました。

第10回イタリア買い付け旅行(2009年初夏)

​10回目は9回目の旅行から数えて3ヶ月後の夏になりました。今回は、とある百貨店の依頼によりトスカーナ産のパンブリアコーネをテレビ取材したいとのことでアテンドをしました。その後はシチリアに再び飛び、トラーパニ、パレルモ、アグリジェント、ノート、パキーノを回り、最後のパキーノでは甘さが光るパキーノ・トマトと取引がスタートしました。旅行を終え強く印象に残ったのは、トラーパニの海辺のレストラン「La Perla」でいただいた赤いウニのスパゲッティでした。シチリアのウニは日本のバフンウニと異なり、身がとても細くオレンジ色をしております。身が細いのは、海水の温度が高いせいでしょうね。このウニ、実を殻から取り出すのにえらい手間がかかるせいか市場でも高値で取引されていました。イタリアンパセリとオリーブオイルだけで作られたその一皿は魔法がかかったかのように美味。今でもその味を再現してくれた店は知りません。もう一度食べたいなあ。

第9回イタリア買い付け旅行記(2008年春)

​9回目のイタリア買い付け旅行で、ベリッシモは歴史的なターニングポイントを迎えることになります。それは、チョコレートのメーカーMAJANIとの独占販売契約を取り交わしたことです。きっかけは、直前に起こったバレンタインフェアでの異物混入事件。このようなことが二度と起こらないようにお互いの信頼関係を強化するという名目で、半ば強引に取り付けた契約でした。このあと3年ごとに契約を更改していくことになるのですが、2017年6月現在でMAJANI JAPAN社を一緒に設立しようという動きも。もう一つ、忘れてはならないのが本場のカルボナーラに感動したこと。それ以降、もうクリームを混ぜたシャバシャバのカルボナーラは食べられない体質になってしまいました。

第8回イタリア買い付け旅行記(2007年初夏)

​同じ年に二回もイタリアに行くことになったのには、ある理由がありました。それは旅行記をご覧いただくとして、今回も素晴らしい商材を発見。それは特殊な「パネットーネ」、そしてブランドトマトとして有名なパキーノトマトの生産者とのミーティング。さらに、これはのちにとても重要な取引となるシチリアの優れたワイン生産者が経営するカンティーナ兼アグリツーリズモのお宿に滞在することができたことです。トスカーナから、シチリアへ。ベリッシモの主要メーカーとはこのようにして、親交を深めていったのでした。

第7回イタリア買い付け旅行記(2007年春)

7回目の買い付けでは、それまで全くお会いする事ができなかったボローニャのチョコレートメーカー「MAJANI(マイアーニ)」社長のフランチェスコと初めてお会いする事がかないました。それまでは営業担当部長までしか会えなかったのですが、たまたま今回は在社されているとのこと。今まで5年間、輸入を続けてきてやっとの思いで会う事ができ感激です。なんといっても、我らが主力商品。200年以上もの歴史を誇るその作り手の末裔(貴族です)ですし。同じエミリアロマーニャ州の美食の街、モデナのバルサミコメーカーとボローニャ。そして野菜と果物においてはイタリアナンバーワンの土地シチリアを巡る旅でした。

第6回イタリア買い付け旅行記(2006年初夏)

6回目の買い付けでは、ベリッシモ初となる海産物の買い付けを。パレルモその他で下調べしておいたアンチョヴィのメーカーを数件、訪ね歩きました。そして出会った素晴らしいアンチョヴィ。これに決定しました。同時に、手作りのアンチョヴィ製造工程も写真に収め、意気揚々と帰国したのでした。しかしこれには後日談があります。なんと、このメーカーが他の日本の貿易会社と手を組み、我々との取引を終了してしまったのです。輸入ビジネスの落とし穴を経験した年でした。

第5回イタリア買い付け旅行記(2005年初夏)

5回目の訪問で、チョコレートの聖地トリノを訪ねました。素晴らしいお菓子メーカーを回り、偉大なワインとトリュフを堪能しました。その後南下して、リグーリア州の州都ジェノヴァへGO.初めてのジェノヴァで現地在住の日本人女性と美味しいジェノヴェーゼ・ペースト探しを行います。彼女が持参してくれた手作りペーストに最も近い味を求めて。そして、ある家族経営のメーカーが手作りしていた製品を輸入することが決定。これも、その後のベリッシモ商品の一翼を担う重要な製品に育ちました。

第4回イタリア買い付け旅行記(2004年初夏)

​4度目は、ブルーノマリ店長時代に度々訪れたボローニャの名店を再訪することができました。ヴェネツィア料理店として有名だった、今は亡き名店「Maschere(マスケラ)」です。ここの名物アラゴスタ・サラダは知らない人はモグリと言われても仕方のない味。今でも鮮明に覚えているこの料理の特徴は、一にも二にも新鮮な伊勢海老と、独特のレシピで作られたドレッシングにあります。いつか再現したいと思って止まないこの料理、宿題としてなお残ったままなのです。

第3回イタリア買い付け旅行記(2003年初夏)

買い付けも3回目となりました。今回はマフィアとの遭遇を楽しみにしながら、シチリア州の大都市パレルモでは、昼間は活気のあるメルカートで開催される怪しい闇市に潜入。名物の茹でタコに舌鼓を打ちました。​内地では、ベリッシモ初めてとなる雑貨・オリーブの木製品を発見、これもしばらく入荷予約待ちの人気商品に成長することとなります。今では大手企業が輸入を開始したので珍しくないですが、当時はとても斬新なラインナップだったようです。

第2回イタリア買い付け旅行記(2002年秋)

​二回目の買い付け旅行は、今まで足を踏み入れたことのない灼熱の大地・シチリア島。島と呼ぶにはあまりにも広大なこの土地で、その後大親友となるパティシエ・コラードアッセンツァ氏と遭遇することとなりました。同時に、これもその後ベリッシモの扱い商品の主軸となるオリーブオイルメーカーとの出会い。シチリアではこの二つの大きな出会いが私を待ち受けていました。

​さらに、内地に戻りボローニャとフィレンツェではこれものちのビジネスの大黒柱となるチョコレートとの運命的な出会い。そしてフィレンツェの親友でメルカートの店主ステファノとの出会い。この年の旅行でのちのベリッシモスタイルの基礎となる骨格が定まったと言えます。

第1回イタリア買い付け旅行記(2001年秋)

​起業したてで初めて敢行した買い付け旅行。知人に紹介していただいたワインのインポーター・中山氏と二人だけの珍道中。この時の体験が、その後の会社運営の基礎となった忘れられない思い出です。

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